洋服のカビ取り

今回のビフォアフターは洋服のカビ取りです.

 

 

服に生えるカビは、大きく分けて2種類です。

ひとつは、服に白い綿のようなものがつく白カビです。黒や紺など、濃い色の服につくとかなり目立ちます。服の表面だけに生えている場合が多く、よほどひどい状態でなければ簡単に除去できる場合が多いです。
もうひとつは今回のビフォアフターのカビでもある、生えてしまうと落とす事が困難な黒カビです。黒カビは服の繊維の深いところまで根を張っている場合が多く、カビが生えた部分が黒ずんでしまので、なかなか落ちません。
黒カビは一般的なクリーニング店に除去をお願いしても断られるケースがあるようです。

カビの原因は高湿度、気温15℃~30℃、ホコリなどの栄養源が豊富にある環境で活発に繁殖すると言われています。
運動着で速乾の素材は汗を吸わないと思われがちですが着用中に汗が乾いても汗の成分は生地に残ります。これがカビの原因の一つの栄養源となります。
しかも速乾素材はさらさらとした肌触りなので、乾いたように感じても意外と湿気が残っていたりします。
それをビニール袋などに入れて放置すると、これもまたカビの原因の一つの高湿度が保たれ今回の品物は黒カビが生えたと考えられます。
このような事態を防ぐために着用後の服は早めに洗い、すぐに洗えないもの(クリーニングに出すような家庭で洗えないもの)はできるだけ湿気を防ぐために風通しの良い場所に干すなどし、早めに適正なクリーニングをしましょう。

着用後だけではなく、クローゼットやタンスにしまってある服も定期的に虫干しを行いましょう。もしも虫干しが大変な場合はクローゼットやタンスを開き空気の入れ替えをすると効果的です。

当店ではこのような全体に黒カビが発生したようなお品物でも、除去できるケースがあります。もちろん生地の種類や性質によってカビ取りが出来ない場合もありますが、見積りには費用は掛かりませんので、諦める前に是非一度ご相談ください。

 

お着物の事で、わからないことがございましたら何なりと「つるや本店」まで電話やメールにてどうぞお問い合わせ下さい。
また、お見積は無料でさせていただきます

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