柄の中に発生した黄変しみ
柄の中に発生した黄変しみ

今回のビフォーアフターは訪問着の柄の中に発生した古い黄変しみです。

このようなシミが発生する原因は、着用中に付着したシミが残ったまま保管してしまい、年数が経過し黄変したしまった。

もしくは、長期保管中の湿気やカビが原因となり、柄に使用されている胡粉や膠などが変色をおこした、などが考えられます。

※胡粉(ごふん)とは、牡蠣・蛤・ほたて等の貝殻からつくられた日本画の白色絵具で、膠などと混ぜあわせて使用されます。

胡粉の柄の中にしみが発生していますので、しみ抜きだけでは完全に綺麗にすることは出来ませんので、しみ抜き後に新たな白胡粉加工を施してしみを目立たなくさせていただきました。

 

 

当店では点検や見積りを無料で行なっております、このような柄の中に発生した黄変しみもきれいにいたしますので気軽にお相談ください。
お急ぎのお品物の場合もできる限りのご対応をさせて頂いております。

お着物の事で、わからないことがございましたら何なりと「つるや本店」まで電話やメールにてどうぞお問い合わせ下さい。

 

電話 078-361-0932

メール info@shiminuki110.co.jp

 

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