梅雨と着物について・・・・

間もなくジメジメとしたあのいやな時期がやってきますねぇ、そう梅雨です。
今年2021年はすでに沖縄、奄美、九州南部は梅雨入り宣言がなされました、以外の地域においても
例年通りですと、6月初旬から中旬には梅雨入りするものと思われます。

(追記)5月16日に近畿地方では1951年の統計開始以来、最も早く梅雨入り宣言がなされました。

梅雨時期の湿気はお着物には大敵です。
タンスの中に湿気がこもり、そのまま保管しますとカビや黄変または脱色を引き起こしてしまいます。
当店にも、このような状態になったお着物がたくさん持ち込まれます。
これらを未然に防ぐためにも、梅雨終わりの乾燥した日に、お着物をタンスから出してよく乾燥させてから再度タンスに収納することが重要です。
しかし、お着物をたくさんお持ちの方や虫干しをするお時間がない方は、天気の良いよく乾燥した日に、
タンスの引き出しを数日開けたままにしてタンスの引き出しのままお着物を乾燥させるだけでも効果はありますので、一度お試しください。
それも、面倒という方には、当店で虫干しと点検だけも承っておりますのでお気軽にお相談ください。

お客様より、好評いただいております「シルクパック」はお着物を密閉包装し中に窒素ガスを充填します。
窒素ガスは、最近ではお菓子などの包装容器などにも封入されていて、不活性ガスなので窒素ガスの中では
食べ物が腐敗したり、カビが発生しないなど大変すぐれた効果があります。
そのためシルクパックしたお着物はカビや黄変、脱色などの心配がなく、虫干し等をしなくても長期保管できます。

当店が、シルクパックを導入したのが13年前なのですが、その時にシルクパックした食パンが13年たった今も
そのままの状態で保存されている事におどろきです。

 

シルクパックについて・・・・・・・

 

お着物の事で、わからないことがございましたら何なりと「つるや本店」まで電話やメールにてどうぞお問い合わせ下さい。
また、お見積は無料でさせていただきます。

電話 078-361-0932

メール info@shiminuki110.co.jp

 

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