今回のブログは私ごとではありますが、この3月でつるや本店を退社させていただくことになりましたので、 入社から3年間の思い出を書かせていただきます。 私は入社前、大阪にある東洋着物専門学校という学校に通ってました。 そこで3年生になり就活をする事となったとき、学校の先生から、就職先に「つるや本店」という会社があると聞きま...
新着記事
先日、組紐柄の襦袢をお客様からお預かりし、その襦袢の柄の話になり、着物や襦袢の柄について調べてみたところ着物や襦袢の柄には様々な意味があったので何点か御紹介します。 まずは、組紐柄から紹介いたします。 組紐柄は器物文様と一緒に装飾的に使われることが多く柄のメインは鈴、鞠(まり)、楽器、貝桶、花車などが王道な柄で組紐柄は...
今回のビフォーアフターは絞り染、振袖のしみ抜きです。 今年は蔓延防止措置が発令される直前でしたので、成人式が開催された市区町村が多かったのではないでしょうか。 毎年この季節になると振袖の染み抜きの依頼もお多くなります。 成人式が終わった後でも、後撮りや卒業式などに使用の予定があるお客様も少なくありません。 振袖は絞り染...
半衿と伊達衿について 半衿とは長さ1~1.1mで幅は15cm程度の1枚の布でできていて、半衿はお化粧で汚れやすい着物の衿汚れを防ぐもので長襦袢の衿に縫い付けて使用します。 半衿は皮脂汚れや汗などで汚れやすいため、普通はきものを着替えるたびに付け替えるもので 顔まわりに付く半衿は、きものとのコーディネートと顏映りとのバラ...
着物には主に絹繊維が使用されています、絹は「生きている」とさえ言われ、その性質と繊細さゆえに保管する前にも、お手入れ等が重要なポイントになりますので、長期保管前には、お着物に最適なお手入れやクリーニングが必要です。 また、保管中にも年に1~2回の虫干しが必要です、虫干しをすることでタンスの中や、畳んでいる着物の中に湿気...
この季節になると当店では一つ身や四つ身のお着物を頻繁にお預かりいたします。 このような子供の着物や結婚式で花嫁が着用する打掛には「熨斗目」(のしめ)という柄がたびたび使われるのですが、恥ずかしながら私は「熨斗目」が一体何なのか知りませんでした。 今回はそんな私が個人的に熨斗目について調べた事をご紹介しようと思います。 ...
和式の婚礼に花嫁が文金高島田(ぶんきんたかしまだ)と呼ばれる日本的な高い髷(まげ)を結った髪の上に、頭を覆うかんじで被る帯状の幅の広い布のことを角隠し(つのかくし)と言い素材は絹であることが多いそうで、白無垢(しろむく)・色打掛(いろうちかけ)・引き振袖(ひきふりそで)などの着物に対しても被ることができますが、最近で...
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