着付け奮闘記

最近また、着付け教室に通い始めたのですが、先日初めて着物を使ってのお稽古がありました。
1時間程度のお稽古時間・・・・・
まあ~久しぶりのお着物に苦戦しまして、あ~でもない・こ~でもないと仕事終わりでさんざん汗をかいた後だからかもしれないのですが、1時間着付けをした程度でこの衿汚れ・・・・
わかってはいますけど(いつもお客様に言ってるやん~)私は汗をかきにくいタイプなのに、この衿汚れ・・・・

朝にクリームを塗って、そのあと首元がべたべたするのでベビーパウダーを少し塗りました。
職人いわく、この白い汚れは汗というより、ファンデーションなどの粉の汚れだそうです。
汗は皮脂汚れ(油汚れ)なので少し黒っぽく見えるそうです。

こうして着物を着ると実感してわかることやっぱり多いですね。
やっぱり一度着ただけでも、1時間しか着てなくても、特に衿は汚れるものなのです。

この写真でお客様からよく言われる話なんですが この衿汚れは首の両横にしか付かない汚れなんです。
「私、首が短いから顔のファンデーションがついたのかな?」
着物の着付けの際、首の後ろ部分をぬきますよね?
たたむと前にくるのでわかりにくいですが、ワイシャツの襟やTシャツの襟周りの汚れと同じで、首にあたる部分なんですよ。
これも着付けを経験して分かった事なんです。

着物は洗わないほうがいいと思ってる方も多いですが・・・・
洋服と同じです。汚れたら洗う!
なるだけ早く洗う・・・・・です。

洗わずに保管してしまうと・・・・・・
汚れ成分が時間とともに空気中の酸素と酸化するために黄変(変色)してしまいます。
汚れのうちは簡単に落とす事ができますが、汚れが黄変(変色)してしまいますと漂白や色掛けなどの作業が必要になり、しみぬき料金も高くなってしまいますので、お着物をお召しになられましたら、お手入れはお早めにされてください。

思い出の詰まったお着物、きれいにお手入れされてから保管しますと何年、いや何十年たっても綺麗なままです。

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