先日、お客様のお持ちになられたお着物がめずらしい綸子（りんず）の地模様だったので、ブログにご紹介させてもらいます。
ピンクのお着物をよく見ると「愛」の地模様。
奥様がご結婚の結納にとお作りになられたお着物、その地模様が「愛」・・・・
そしてそのお着物を、次の世代のお子様が着るためにプレスをしてきれいに着てもらいたいと持って来られました。
この仕事に携わり、長くいろんなお着物に出会ってきましたが、地模様に「愛」の文字は初めてです。
留袖の比翼や襦袢に「寿」の文字は時々見かけますが、これもまた素敵！！
着物に想いを織り込むなんて素敵すぎます。
よく見ないとわからないところに意味がある！
そんな織物に出会うのも、この仕事していて楽しいんです。
地模様は地紋とも呼ばれ、あらゆる生地の地模様のことを言います。
生地に後から模様を描いたり刺繍したりではなく、織の組織の違いのことです。
例えば、白一色でも角度を付けて見ると、光の反射の仕方で柄が見える様な生地の事、またはその状態を言います。
ここでいろんな地模様のご紹介をしたいのですが、調べるとすごく多くあることも分かりました。またどこかで少しずつご紹介しますね。
長年、和ダンスの中で着物を何枚も重ねて入れていると、生地の重みでシワが出来たり、湿気による縮みが出てしまいます。
当店の蒸気のアイロンで仕上げすると、絹本来の光沢も戻り、きれいに着ていただけます。
当店の裏メニューなのですが「着用前の仕上げサービス」があります。
着用前に、当店で仕上げのみをされましたお着物には、着用後にお手入れ（クリーニング）の時にお使いいただける、「仕上げ料金の50％キャッシュバックサービス」があるんですよ！
卒業式や入学式など、これからのシーズンお着物着られる予定のある方是非当店まで・・・・・
御着物の事で、わからない事や質問がございましたら、いつでもお相談ください。
