帯の中に、帯芯という布地が入っているのをご存じでしょうか?
仕立ての際に、帯に縫い付けられているものなのですが、この帯芯にカビなどによる黄変ができると、表の帯の生地までシミになってしまいます。
また、表の帯にシミが出来なくても、帯芯のシミが透けて見えることがあります。
当店に帯のシミについてご相談に来られるお客様の中には、こういった事例がよくあります。
シミだらけの帯芯が出てきたら驚きますよね!?
何十年も保管されている帯には、シミができていても不思議ではございません。
表にシミが出てくる前に、帯芯を取り替えてみてはいかがでしょうか?